老舗企業が手掛けている加飾の技術

老舗企業が手掛けている加飾の技術

金箔製造から始まり、合成樹脂フィルムの製造や金属蒸着箔を手掛けてきたカタニ産業株式会社は、金箔工芸で知られる金沢の企業です。

現在はホットスタンピング箔を中心として、貴金属箔や金銀糸、それから各種の加工を請け負っています。

同社が強みを持つホットスタンピングは、いわゆる加飾方法の1つで、プラスチックと木材や金属に塗装面も含めて、デザインを熱転写できるのが特徴です。

今では家電や携帯電話に自動車の内装など、なくてはならない技術ですから、カタニ産業株式会社は特に力を入れているわけです。

元々金箔加工技術を有している企業ですから、箔押し印刷とも呼ばれるホットスタンピングはお手の物で、技術に磨きを掛けて更に応用しています。

数ある加飾方法には、グラビア転写にスクリーン転写やシュリンクフィルム、そしてダイレクトスクリーンやパッドといった印刷手法があります。

グラビア転写はその名の通り、グラビア印刷を応用した転写方法で、写真やグラデーションの表現を得意とします。

スクリーン転写は遮蔽性に優れていて、発色性の良い多色印刷や微細文字の表現も行えます。

比較的新しいデジタル転写は印刷版を不要とすることで、主にコストを抑えたい小ロットの印刷で強みを発揮するのがポイントです。

熱で収縮させて包装を行うシュリンクフィルムも、カタニ産業株式会社の手に掛かれば金箔技術の応用で高級感を高め、メタリックやホログラムの質感が加えられるので、伝統工芸ベースの技術は侮れないです。