ガスケットの種類とそれぞれで異なる特徴
ガスケットの種類とそれぞれで異なる特徴
ガスケットの種類は、金属・非金属・セミメタリックといった3つに大別されており、それぞれで特徴も異なっています。
金属材料のみで作られているものは、金属の耐熱性と強度を生かして高温・高圧条件で用いられることが多く、管フランジやボイラのマンホールをはじめとして、熱交換器・塔・槽・オートクレーブなどの機器接合部に使われます。
材料は、耐食性の面ではチタン・ステンルス鋼・モネル鋼などで、機器側フランジへの馴染み性の面からはアルミニウム・銅・純鉄・軟鋼などが多く使用されています。
非金属材料のみから構成されているガスケットは、一つの材料のみで機能するものもあれば複数の材料を混合したものもあり、金属やセミメタリックのもの比較すると軟質で馴染み性に優れていることから、シール締付圧力を低く設定することができます。
一般配管やバルブボンネットをはじめとする機器接合部に幅広く使われていますが、金属やセミメタリックと比較すると低温・低圧の条件で主に用いられます。
セミメタリックガスケットは、金属材料と非金属材料を組み合わせて作られており、現在で多く用いられているのはうず巻形のものとメタルジャケット形のものです。
うず巻形はシール性能に優れ、熱サイクル負荷時の応力変化に対する追従性にも優れた性能を示すので、一般配管から高温・高圧、極低温の各種機器まで幅広い用途で使用されます。
メタルジャケットのものはうず巻形よりもシール性能では劣りますが、耐熱性に優れていて用途によりさまざまな断面形状・平面形状の製品を製作することができることから、主にマルチパス形多菅式熱交換器・塔・槽などに使われています。